最近よく耳にする2.5世帯住宅とは?
2.5世帯住宅は、最近急激に増えている世帯の形です。
二世帯住宅とは?のページでも述べましたが、二世帯住宅というのは、親、子供、孫の3世代に渡った2世帯が一緒に住んでいる住宅です。
この二世帯住宅に0.5をプラスしたものが、2.5世帯住宅です。その0.5というのは、子供の兄弟や姉妹で未婚の子供が同じ住宅に住んでいる住宅を意味します。
以前に比べて、女性の社会進出が目立っており、女性でも最前線でバリバリ働いている人が増えています。
それに伴って、結婚、出産するのが遅くなる晩婚化傾向が進んでいます。
妹が先に結婚して子供も2人産んで子育て真っ最中だけど、お姉ちゃんの方がまだ家に残っているという状態の家庭が典型的なパターンです。
このような場合に、親、独身のお姉ちゃん、妹の家族とがみんなで一緒に生活しているような住宅を2.5世帯住宅と言います。
2.5世帯住宅のメリットとデメリット
最近の調査結果では、2.5世帯住宅を前向きに検討している人が確実に増加しています。
二世帯住宅と異なって注意しなければならない点は、0.5の部分にあたる相手方の兄弟姉妹とうまくやっていけるかどうかです。
夫(旦那)も元々は赤の他人ですが、愛し合っている分なんとかうまくやっていける事が多いのですが、兄弟姉妹となると価値観や考え方が合わなかったりした場合に愛情が無いため深刻なトラブルに発展しかねません。
これさえクリアできれば、二世帯住宅とそれほど変わりありませんので、同じように考えることができます。
詳しくは、2世帯住宅のメリット、2世帯住宅のデメリットのページを見ていただきたいと思いますが、簡単にメリットとデメリットを紹介しておきます。
【メリット】
- 住宅の購入費又は賃料の負担が減る。
- 子育てを手伝ってもらうことができ、負担が減る。
- 家族で一緒に過ごすことで、絆が深まる。
【デメリット】
- プライバシーが無くなる。
- 嫁姑問題などの人間関係の悪化。
- 家事や子育ての考え方の相違による揉め事の増加。
メリットは、デメリットの裏返しのようになるのですが、最も大事な事は、お互いが深い絆で結びつき合って愛し合い、尊敬し合うという信頼関係を築けるかどうかです。