住宅フランチャイズチェーン型では最大手のアイフルホーム
アイフルホームが設立されたのは1984年ですから、ハウスメーカーとしては比較的新しい会社です。
よくキャッシングや消費者金融で有名な「アイフル」の系列会社と勘違いされるようですが両社はまったくの別会社でなんら関係はありません。
歴史が浅いわりには、2007年には住生活グループの「トステム住宅研究所」と合併するなどして、その経営規模を拡大していき、現在では住宅フランチャイズ型としては最大手の企業に成長しています。
同社の最大の狙いはローコスト住宅の普及にあり、設立して間もない時期に従来型の木造軸工法による「メーターモジュール」( 1mを基本寸法とする設計基準のこと)を採用しています。
設立当初から地域の工務店をFCとして参加させることにより急速に規模を拡大してきました。
そして商品としては2008年に「クールアースモデル住宅」さらに2009年には「スーパーサステイナブルモデル住宅」を次々と発表しています。
また二世帯住宅としては「ハッピーハーモニー」や三階建ての「スプリーム」などがあります。
アイフルホームが提案する二世帯住宅の暮らしやすい2つの住まい方
アイフルホームは二世帯がともに暮らしやすい2通りの住まいのスタイルを提案しています。
- <住宅の一部を共有しプライバシーをほどよく保つ>
- 玄関または玄関・浴室を共有するタイプでは二世帯のライフスタイルに合わせて共有する部分を決めることにより、適度なふれあいを実現でき、お互いのプライバシーも保つことができます。
- <生活は別別でも必要なときは頼れる>
- 玄関・キッチン・浴室が分離しているタイプではお互いのプライバシーが完全に保てます。それに内部の行き来が可能なタイプを採用すれば、身近にお互いの気配を感じることができて安心です。生活時間や習慣が違う家庭にお薦めするタイプです。
アイフルホームはローコスト住宅の普及に努めており、中でもインターネットで住宅を販売する「アイプライムセブン」では坪単価が20万円からという驚くべき低価格を実現しています。
これは価格面ではまさに革命的なことで他社の追随を許しません。
今後もフランチャイズ型という経営形態の特色をいかし、成長が期待されるハウスメーカーのひとつです。